『おいしい音を食べたなら』
というタイトルのついた、今年のKOK
IAさんの春コンサート。
私は一日目に足を運ばせていただきました。

ここのところ、ずうっと続いている
素直にKOK
IAさんの歌や音楽を楽しめない気持ちに
何か変化があるかな、と期待を込めて赴いた国際フォーラム。
いまの気持ちに比例しているような気がした後方の席。
更に、期せずしてKOK
IママとKOK
I旦那さん(?)が目にとまり
「マズい・・・」と思いつつ、負の感情が湧いてきてしまい
「今日は、純粋に今のKOK
IAの歌と音楽を楽しもう・・・」
と思い直し、自分に言い聞かせていました。
コンサートが始まるとすぐに
バックメンバーの編成、とくにコーラスが入っていたことに
目新しさを感じましたが、何よりKOKIAさんの堂々とした佇まいと
あの歌声に引き込まれて行きました。
ご本人は「これまで10回以上、国際フォーラムの舞台にたったけれど
いまだに緊張します」と仰っていたけれど、歌い始めればそこは「歌う人」
そういう彼女の心の機微など、ほとんど感じさせませんでした。
今年の春コンサートはアルバム『I
Found You』を携えて開催
されましたが、セットリストには私がとくに好きだった
あの頃の名曲達も含まれていて、そういう面でも楽しめました。
ステージ上で歌う、KOKIAさんの姿は
ふと、私にこんな気持ちを思い出させました。
「これが私の生きる姿よ、見て!」
KOKIAさんご本人がそんな風に仰った訳でも
思っていらっしゃるかも分かりませんが
かつて私には、ステージで歌うKOKIAさんから
そう感じられる時間がしばしばありました。
で、今回のステージでも久しぶりに
そういうKOKIAさんを感じる瞬間がありました。
「いま一番に見てもらいたい人は、旦那さんだろうな」
その姿は堂々としていて、歌う人の魂が伝わって来るような。
KOKIAさんは今までの全てのプロセスを糧にして
これから新しいKOKIAさんの世界を紡いでいかれるのだと感じました。
あれほど音楽の神様に愛された方
聴き手のこちら側としては、素直に彼女の音楽の世界を
自分に寄り添わせてもらいたいな、と思いました。
これからのKOKIAワールドに大いなる期待を込めて
彼女の可能性をしっかり見届けていきたいです。



物販でshi-が購入した小さな『鈴』。

お試し(?)で会場のオーディエンス達が鳴らした音色が
なかなかに美しかったです。

チリリ~ン
美しいものはいいですね、歌も。音楽も。


会場で久しぶりにお逢いできたKOKIAさんのご縁で知り合えた友人達。
やっぱりいつもみんな温かくて大好きです。


・・・おめでとう。

ありがとう。

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